ハワイでルームシェア生活
ハワイの高すぎる家賃に苦しんでいるわたしたち。
なんとか節約するためにインターネットでルームメイトを募集したところ、翌日に日本人の女性からルームシェアの応募がありました。
ホテル勤務の日本人の女性60歳と元シェフで今は引退している70歳のドイツ人のおじいちゃんという日本とドイツのカップルで、我が家の国際色がさらに豊かになりました。
ドイツ人のおじいちゃんはジェームズに負けず劣らずおしゃべりで、一度話し始めると30分は止まらず。
一日中家に引きこもっているので、ちょっとアルツハイマーになりつつあるのではないかと心配になりました。
この人につかまると仕事ができなくなるので、ジェームズもわたしも家を空けがちにしていました。
奥さんが帰ってくる時間が近くなると家中をうろうろし始めるのが可哀想&笑うとすごく可愛いおじいちゃんだったので、たまに話し相手になっていました。
日本人の奥さんのほうは60歳でも週5で働く働き者なのですが、かなり個性的でオバマの奥さんは元男性と信じている仏教徒。
奥さんがお休みの時はふたりとも特にやることがないようで、暇そうだったので、一緒にコストコに行ったり、グッドウィルに買い物に行ったりしました。
おじいちゃんがこんなに楽しかったは久しぶりと言った時に、可哀想すぎて思わず涙が出そうになりました。
ふたりにはお子さんがいるのですが、あまり顔を合わせる機会はないようで、わたしたちも歳をとったらこうなるのだろうと思わせられました。
ハワイに住んでいても、
物価が高すぎて家は買えないし、
毎日ビーチに行くわけでもないし、
住んでいるところはただの住宅街で特に自然が豊かな環境ではないし、
医療費は高いので、
歳をとったらインドネシアなど物価の低いところでボランティア活動をしつつ、自然を享受できるようなところで隠居したいなと思いました。