コロナで死す

なんと2度目のコロナにかかって5日ほどダウンしていました。さすがに2度目は1度目よりだいぶ軽症だったのですが、脳みそが思考停止してしまう後遺症がひどいです😅

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1回目と同様、さきにジェームズが感染し、私はジェームズが寝込んで4日たったころに、私がダウン。
そのため、2人が一緒にダウンしていた期間は2日くらいで、わたしがピークで寝込んだ期間にジェームズは復活しました。
ハワイではコロナがまた流行り出し、お店では毎日のように具合が悪くなって、当日の朝に来られなくなる女の子たちのシフトの穴埋めをするために私たちが駆り出されていたのですが、2人ともダウンしたときに、4店舗中、2店舗のお店の子も同時に風邪で来られないとなった時に、シフトに入っていない他の子が穴埋めをしてくれて、普段からスタッフに優しく接していてよかったと心から思いました。
スタッフがいなくてお店が開けられなければ、多大な損失になるため、スタッフに恨みをかって突然辞められないよう、私は世界一腰が低い経営者なんじゃないかと思うくらい、スタッフに気を遣い、やさしく接しています。
スタッフメンバーの1人が日本人の女の子なのですが、誕生会を開いたり、勤務中にプライベートのことで泣き出してしまうアルバイトの女の子を慰めたり、ボーイフレンドのお母さんとのいざこざを聞いてあげたり、ここは昭和ですかと思うくらいアットホームな経営。
子どもがいたら、ここまで従業員に配慮できないなと思うくらい、気を遣い、朝から晩まで100%は仕事のことを考えている状態です。
ただ、これも毎日起こるハプニングに対応していくのが楽しいし、なんだかんだ若い子の先生的な立場は、自分も昔はこんなに若くてアホだったなと思い出したり、ジェネレーションギャップを感じられておもしろいことも多いです。
スタッフの年齢は1番若い子は高校生、1番上は50歳という振り幅なのですが、意外と高校生と50歳のかたも和気あいあいと働いている様子です。
スタッフ間での揉め事で1番困ったのは、新人が採用された直後に元々いたスタッフが彼氏の元カノだということに気がつき、シフトを被らないようにしてほしいとお願いされたことが別々に2件も起きたかもしれません。シフトを被らないようにするのは簡単なのですが、それを知らされたこっちも気まずいし、お互い顔を合わせたくないと思うため、うかつにパーティなどは開けなくなってしまいました。ハワイは意外と小さいので、結構、地元や学校が被ったりで知り合いに遭遇率が高いです。
とにかく心優しいスタッフのおかげで毎日、平和が保たれているのはたしかなので、引き続き、天狗にならず、アットホーム経営を継続していこうと、今回、コロナにかかって更に感じたのでした。

消えゆく歯と失われたマネー

 

最後に日本に帰ってから早3年の月日が経ち、私の歯はとんでもないことになっております。

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(こちらはまったく関係ないですが、新しく引っ越したアパートからの景色)

 


約半年前、頭痛がするレベルの虫歯ができ、ハワイで17万円を支払って治療したのですが、今度は別のところの歯が痛くなり、歯医者にいったところ、3本に虫歯ができているとのこと。


以前、書いたブログでも、自分は17万を失った痛みをすぐに忘れて、甘いものを食べ続け、また虫歯ができると予期していたのですが、まさにその通りになりました。


しかし、今回はなぜか歯の中にいれる薬は2本分でいいよと言われ、1本分の薬は無料ということで治療してもらいました。しかも今回の虫歯は根元までいっていなかったため、3本で8万円で済んだのですが、それでも虫歯の治療に8万円。。。
そのうえ、今回、レントゲンを撮ってもらって発覚したのは、あと2本、虫歯があるとのこと。
とりあえず、まだ痛くはなっていないため、放置することにしました。


そして、その虫歯治療から1ヶ月後。
その日、鍋の食べ放題に閉店40分前に行ったため、かなり急いで肉を口に詰め込んでいたら、奥歯に激痛が走りました。
舌で歯を触ってみると、なんと亀裂ができており、奥歯が割れてしまったよう。
土日は歯医者が休みなため、月曜日まで待って行ったら割れた部分を抜いて被せ物をするとのこと。
そして被せ物におそらく5万円かかるようでした。
とりあえず、割れた部分を抜いてもらったら痛みはなくなったため、被せ物をするかどうか悩んでいます。


もはやわたしの歯に霊が取り付いているのではないかと疑うレベルで問題が発生していて、生活をおびやかされています。
そして、わたしはこれからハワイでいくら虫歯治療にお金を払うことになることやら。
アメリカの医療費の高さに恐れ慄いております。

死ぬかと思った4月末

 

 

また、久しぶりになってしまいました。
3月まではなにごともなく、のんびり過ごしていたせいか、特に書くこともなかったたのですが、4月からやることが多すぎて、今度は書く時間がなくなってしまいました。


まずは5月の新店舗オープンにむけて、お店の改装をジェームズとふたりでおこなっておりました。


普通の人は業者に内装をたのむと思うのですが、みなさん既にご存知ケチなジェームズ。
とことん節約するために、壁のペンキ塗り、電気などすべて自分達でやることになり、毎日、夜12時を過ぎて帰宅。
朝は6時に起きると言っていたのに、なぜか寝過ごし8時半に起きてまた引き続き内装の作業で、結局、予定日に2日間に合わず、無事に?3号店をオープンしました。

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ビフォー

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オープン初日


実はオープン初日の朝も全然、準備はできておらず、パートで来てもらっている方と一緒に表のグラスについているシールを引き剥がしたり、(超強力に張り付いていたため、私が上からぶら下がる形で全体重をかけて引き剥がしました)お店のテーブルになにも置いていなかったので、少しずつ商品を出したりと、かなりバタバタした初日だったのですが、お客さんにはとても良いと言ってもらえてました。
3号店には週5で働きに来てくれる地元の主婦の方と、日本人ハーフの高校生を採用したのですが、ハーフの子の日本語がだいぶ怪しく、敬語はそもそも使えず、返事はすべてオッケーで返ってくる。
色々、やり方を説明してあげるのですが、難しい日本語は通じなさそうなので、英単語を日本語に混ぜて話すことになり、自然とルー大柴みたいになっていました。


アラモアナの1号店は現在、お店に行かなくても、3人の女の子たちでなんとかなるようになっているため、2号店、3号店も少しずつ、自力でまわるようになってほしいです。

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オープン3ヶ月目にしてようやく落ち着いてきた2号店。

 

そして3号店オープンの時期とまったく同じ時期に、1番初めにオープンしたカオスなショッピングモールが閉鎖されるとのことで、お店の引っ越しをしなければいけませんでした。

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ちょうど、新店舗かオープンするタイミングだったため、すべてを車に詰めて移動しました。


ここはそもそも一般家庭のリビングくらいの広さのかなり小さなお店だったため、引っ越しもそんなに大変じゃないだろうと思っていたのですが、結局4日くらい通い詰めて、荷物を移動しました。
オハナハレという家族の家という名前がついたこのショッピングモール。解散するときはあっけなく、バラバラになったら、毎日、顔をあわせていた人とはもう会わなくなりましたが、悲しいという感情も特に湧くことはありませんでした。
(超忙し過ぎて感傷に浸っているどころではなかったせいかもしれませんが。。。)


そして、なぜか同じ時期に、旧アパートでのゴキブリとの共存生活に限界が来てしまい、家の引っ越しをすることに。
引っ越しもそんなに大変ではないだろうと、たかをくくっていたのですが、3年間、ほとんど掃除をしてこなかったつけがたまり、荷物を移動するよりも、掃除のほうが大変でした。ちゃんと掃除をしないと1ヶ月分の家賃分のデポジットを返してもらえないため、必死でお掃除。
管理人の最終チェックでコンロのサビが取れていないとのことで、サビをとるためだけに、アパートに3回も通いました。。。

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引っ越し後の新居からの景色


しかも、そんなにバタバタいろいろなことが重なった時期に突然、消防署の定期点検がやってきて、アラモアナのお店の後ろにある倉庫が汚すぎるから物を減らすようにとのこと。2週間以内にまた、チェックに来るとのことだったので、お店の女の子に整理してもらい、山積みになっていた在庫はちょうど新店舗で必要だったため、お店を10往復くらいしてやっと運び終えました。

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カオスだった倉庫。お店の女の子が整理してくれました。。。

 

そして新店舗オープンから10日でようやく落ち着き、新しいアパートでの生活をエンジョイしています❗️
しかし、ジェームズは来月も新店舗をオープンするらしく、次回は今回の反省点から学び、内装業者にすべてを依頼することにしました。


いろんな人になんで次から次へとお店をオープンしているのか聞かれるのですが、開きたくて開いているのではなく、ジェームズが交渉してまわり、気がついたら4店舗目をオープンすることになっていました。


ジェームズの交渉力がなければ、どの店舗も契約はしてくれていなかったと思うため、ジェームズさまさまであります。


幸い従業員の子たちに恵まれて、色々やってもらっていることで、なんとかなっている現状なため、日々、感謝です。

出会いと別れ

ハワイに来てもう2年になりますが、相変わらず友達がまったくできないわたし。
人間と心をかよわすハードルは非常に高いと感じていた毎日に、散歩中にあひる(?)のような鳥に出会い、勝手にそのあひるをグワァグワァちゃんと名付けて友達と認定したのですが、グワァグワァちゃんはある日突然、いつもの川岸から姿を消してしまい、友を失った悲しみにくれておりました。


グワァグワァちゃんに会うために、無理矢理ジェームズに散歩に一緒に来てもらっていたのですが、ジェームズの予想ではホームレスに誘拐されたか、雨で増水した川に流されたのかどっちかとのこと。

 

どちらの予想でも最悪の結果でしかないのですが、万が一グワァグワァちゃんが戻ってきている可能性があるので、引き続き、川岸を確認しに行くのですが、グワァグワァちゃんがその後、戻ってくることはありませんでした。


実はグワァグワァちゃんが消える数日前に、ジェームズにグワァグワァちゃんを引き取りたいと言っていたのですが、アヒルをアパートで飼うのは無理と却下されてしまい、あの時、引き取っていればよかったと後悔しました。


グワァグワァちゃんのファンは私だけではないようで、いつもの川岸に行くと、あのアヒル知らない?と声をかけられることもあり、みんなから愛されていたグワァグワァちゃん。

心優しいホームレスと一緒に楽しくやっていると思いたいです。


グワァグワァちゃんを失った心の傷がやっと癒えてきた最近、わたしが夢中になっているのはブロちゃんと命名した魚。

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ある日、ワイキキを散歩中に見つけたホテルのロビーの水槽のなかで大量に泳ぐ魚のなかでも一際、輝いていて太った魚に目をとらわれました。


後日、ジェームズを連れていき見せたところ、たぶんフグとのこと。フグは英語でブローフィッシュというので、ブロちゃんと命名することに。

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ブロちゃんはいつもいるわけではなく、水槽の陰で寝ていたりするので、行っても会えない日があります。


ふと、何故、かずあまたいる動物のなかでグワァグワァちゃんとブロちゃんに惹かれたのか考えてみたところ、どちらも非常にユニークな見た目で、冷静な目でみたらあまり可愛いとは言えないお顔立ち。


個性的というところに共通点があり、そこに魅力を感じているのかもしれません。


ブロちゃんはグワァグワァちゃんのように突然、いなくなることはなさそうなので、しばらく私のワイキキ散歩は続きそうです。

ジェームズに月曜日休暇をあげることに

 

先日のブログでもお伝えしたとおり、いくら暇な店舗とはいえ、週7日で店番をしているジェームズがとうとう限界を迎えたらしく、不平不満を漏らすようになりました。


はじめは無視していたわたしですが、さすがに自分は週2の休みがあるのに、ジェームズに週7日の店番をさせるのは可哀想だなと思い始めて、毎週月曜日は暇な方の店舗はお休みすることに。


夫婦揃って月曜日に休日がとれるということになったため、久々の休日ライフをご紹介したいと思います。


朝は早起きをして、アラモアナのエッグズアントシングというパンケーキで有名なお店で朝食のテイクアウトをしました。


ハワイでは最近からワクチンを打っていないと、レストランで食事ができないというルールに変更されて、ワクチン接種していないわたしたちはテイクアウトしかできません。
なんとも世知辛い世の中になってしまい、ジェームズは文句ばっかり言っていますが、わたしたちがワクチンを打つことはおそらくないでしょう。


お店でアルバイトに来ている子のひとりも、絶対にワクチンは打たない、とか言っていたのに、ハワイのルール変更が発表されてから、ワクチンを打たないと映画に行けなくなるからという理由であっさりワクチンを接種したので、新たなルール変更でワクチン接種者の数は増えそうです。


テイクアウトしたパンケーキをワイキキのビーチにあるピクニック用のテーブルで食べていたら、自動のスプリンクラーがまわってきて、あやうくパンケーキが水浸しになりそうに。

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鞄でパンケーキを死守しながら、ハラハラしながらパンケーキを食べました。


ワイキキは相変わらず賑わっていましたが、日本人の観光客らしき人々は一切見かけませんでした。


おそらく、日本に帰国した時に2週間隔離しなければならないので、なかなか海外に行ける人も少ないのでしょうか。


そして、先週、ひとりでワイキキをブラブラしていたときに発見したホテルのロビーに設置された巨大な水槽をジェームズに見せることにしました。


ホテルの入り口の案内には日本語で水族館とも書かれていて、たしかに水族館といってもおかしくないくらい巨大な水槽が設置されています。

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ここはかなり高級なホテルで1泊3万円以上するのですが、ロビーでは中国人グループが盛大に記念撮影をしておりました。


中国は帰国の際に隔離がないのか、財力のある中国人は隔離があっても問題ないのか不明ですが、日本人の観光客は一切いないのに、中国人と韓国人の観光客は結構見かける気がします。


わたしのお気に入りの魚をジェームズに紹介して満足したため、ロイヤルハワイセンターというショッピングモールのなかのTim Ho Wanというミシュラン1つ星を獲得したことがあるのに、激安な点心でお昼を食べることに。
(もちろん店内では食べられません)


ミシュランということで、期待値が高かったせいか、注文した焼きそばが激マズで、一体ミシュランの基準はなんなのかと、不思議に思いました。


焼きそば以外に注文したものも普通で、まずくもなければ、おいしくもない。
烏龍茶も頼んだのですが、烏龍茶独特の苦味はなく、味はほうじ茶に近い感じ。


あまりミシュランの基準は頼りにならないということを学びました。


ランチを終えて、ロイヤルハワイアンセンターの隣にあるホテルのロビーでダラダラすることに。

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目の前に錦鯉の池があり、毎日決まった時間にホテルの人が鯉の餌を周りの人に配布して、鯉に餌をあげることができます。

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何歳なのかわかりませんが、猫ぐらいの大きさがある巨大な錦鯉に餌をあげるのは、なかなか楽しかったです。


コロナでなければ、ショッピングセンターで無料のフラダンスショーが観れたり、ビーチで泳いだり散歩するのはもちろん無料だし、ハイキングなど山登りスポットも充実しているため、結構、ハワイはお金を使わずとも楽しめることが多い気がします。


現にこの日の出費は朝食と昼食のテイクアウトのみで、とても充実した日になりました。

 

 

落ち着いてきた日常とアメリカで初歯医者

アメリカでは夏休み期間が終わり、ようやく落ち着きを取り戻しつつあり、わたしもストレスから解放されてブログ記事を書く余裕が生まれつつあります。

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↑歯医者が終わった後にワイキキでダラダラしたときの写真

 

振り返ってみると2月にアラモアナ店をオープンしてから、毎日かなりのストレスを感じて、毎日深夜3時くらいに目が覚めて1時間くらい眠れない状態に。
(それでも1日8時間くらいは寝ていたので寝不足にはなりませんでした。)


ただ、寝ても覚めても、どうしたらお店がより良くなるか永遠に考えている状態で、頭が休まっていないのを感じていました。


最近になってようやく、アルバイトの子が5人揃い、常にお店に居なくてもよくなり、お店との距離ができたことで、精神的にもお店のことを考えずにすむようになりました。


ここ半年は本当に大変だったけれど、お店のルーティンも確立されてきて、今では安心してアルバイトの子たちにお任せしています。


現在はほぼフルタイムで入ってくれているアルバイトの女の子に朝10時からの開店作業を任せて、私は朝はゴロゴロしながらその子が休憩が必要になる2時くらいにお店に到着。


2時からお店が閉まる7時までの5時間のあいだ、店番兼、仕入れ作業をアルバイトの子とやっています。


そしてお店が一番忙しい土曜日は2人のアルバイトの子たちにおまかせして、一日中家でダラダラしています。


心配なのはアラモアナをオープンする前にはじめた、1店舗目の店番を毎日やっているジェームズが休暇が欲しいと言っているのですが、1店舗目は基本的に超暇なため、ほぼ休暇と同じようなものでしょうと無理矢理、店番を続けさせていることです。


この1店舗目はショッピングモール自体が閉鎖されるという噂が流れており、来年の6月には閉鎖されてアパートが建設されるといわれております。


そのため、ジェームズがきついのもあと10ヶ月だと言い聞かせて、なんとか週7日56時間、働いてもらっています。

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↑歯医者が終わった直後にパンケーキをテイクアウトして公園で食べました。

 


また、最近の出来事といえば、虫歯ができて初めてアメリカで歯医者に行くことになりました。


かつて、虫歯のせいで日本に一時帰国したことまであるのですが、このたびのコロナ禍で帰国して2週間の隔離をするのも無理なため、ついにアメリカの歯医者で治療をすることになりました。


わたしは熱いものは喉元をすぎれば忘れるの精神で生きているため、いくら虫歯になっても治療が終わった瞬間、甘いものを食べていました。


そのせいか、1ヶ月前くらいに、我慢できないくらいの虫歯ができてしまい、毎晩2時間ぐらい激痛と戦いながら、さすがに限界を超えて歯医者に駆け込むことになりました。


アメリカの歯医者がどれだけ高いかもともと知っていたのですが、今回も初めに行った歯医者の見積もりで3000ドルと言われ、2件目に別の歯医者で見積もりを出してもらったところ、見積もりが2000ドルとのこと。
ジェームズが見積もりを出してくれた人に、もっと安くならないか交渉したところ、先払いすると1700ドルまで値下げできるとのことで、人生で初めて1本の虫歯の治療に17万円も支払うことを決意しました。


なぜアメリカの病院がこんなに高いのか。
保険うんぬんのまえに、日本の歯医者は保険がなくても虫歯の治療に10万円以上はかかりませんよね。


わたしの予想ですがアメリカの病院は病人の足元をみて、どんなに値段が高くても払わざるを得ないから、値段を釣り上げてるんだろうなと思います。


1回目の治療では、さすが17万もかかっただけあり、丁寧に2回もx線で画像を撮って経過をみながら治療をしてくれ、治療中の2時間、口を開きっぱなしにするのはしんどかったですが、すでに痛みはなくなり、次にもう一度行って被せ物をしたら終わりとのこと。


日本で行っていた歯医者だと歯の根本治療は計5-6回くらい行ってやっと終わっていたので、今回、2回の通院で済んだのは楽は楽なのですが、日本でやったら保険がなくても1万円以下で治ったんだろうなと思うと心が痛くてなりません。


しかし、喉元を過ぎれば熱さ忘れるでお馴染みのわたしにとっては、きっと今回17万円を失った痛みもすぐに忘れて、甘いものを食べる生活に戻り、間違いなく次の虫歯ができることでしょう。


来年にはコロナも落ち着いて、日本に一時帰国できることを祈り、毎日、のんびりとやっていこうと思います。

新たな旅路へ

最後に書いたブログからかなりの時が経ち、わたしの生活もいっぺんしてしまったので、近況をご報告ついでに書いていこうとおもいます。


なんとわたしたちは、2月のあたまにハワイの某ショッピングセンターに2店舗目をオープンしました。

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1月のあたまに契約をしたのですが、準備にとてつもない時間がかかって、ようやくオープンにこぎつけたのは1ヶ月後。


準備期間中は、朝の10時に1店舗目のほうが営業スタートし、6時に閉店した後、2店舗の内装や商品のディスプレイなどにとりかかり、夜の11時に家に帰ってくるという毎日でした。

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今はアルバイトの子も4人雇い、毎日、誰かしらが来てくれ雑用をやってくれているため、ほぼ大変なことはなくなりましたが、アルバイトの子に店番をさせるのがまだ不安なため、毎日お店に行っています。


この2店舗目は日本人であれば誰もが聞いたことがあるようなショッピングセンターに入っているのですが、家賃ももちろん莫大な金額で、ベースが月70万で売り上げの15パーセントを献上しなければいけないシステム。
月の売り上げが1000万であれば家賃は150万ということになります。

(これでもジェームズが値下げを迫りに迫って出てきた金額のため、コロナ前だったらこの2倍以上はかかるという噂)


契約する前は膨大すぎる家賃が払えるのか怯えていたわたしたちでしたが、契約をしてしまってからは毎日が忙しくて心配する余裕すらなく、オープンしてから約2ヶ月たった今、ようやくオープンして良かったと落ち着いて考えることができるようになりました。


このショッピングセンターは地元の人がよく買い物にくる場所でもあるので、ほぼ観光客がいない今でも、1店舗目の場所の3倍の利益がでています。


金銭面で利益が出ていることだけでなく、ハワイの有名ショッピングセンターにお店を開けたことが嬉しいし、家賃の交渉をしてくれたジェームズに感謝しかありません。

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アルバイトの4人のうちの2人は日本人の女の子で、お店に有名人が来た!と、はしゃいだり、オープンしてから一日も休まずに働けるのはストレスなく楽しく働いているからなのかもしれません。


一方で1店舗目を完全に任されてしまったジェームズは一緒に働く人もおらず、トイレも自由に行けず、昼食を食べる時間もなかったりする日もあったり、奴隷のような毎日にストレスが爆発寸前の様子。


毎日、ビールを3本飲み干し、だいぶメタボリックな体型になりつつある不健康な日々をおくっています。


実は1店舗目はショッピングモール自体が閉鎖されるという噂が流れているため、ジェームズの不健康生活に終止符が打たれる日がくるのも近いかもしれません。


とにかく、2店舗目をオープンして2ヶ月が経ち、だいぶ落ち着いてきたというご報告でした。


ハワイのコロナ状況はだいぶ減少傾向にある上に、予防接種を多くの人が受け始めたので、状況はどんどん良くなりそうな気配です。


ものぐさな私が次にブログを更新するのはいつになることやら。


気長に次の記事の更新をお待ち下さい。