英語が話せるようになるまでの苦難

中学校から大学2年までの8年間、英語の授業を受けていたにも関わらず、ジェームズに出会う前は、英語が一切話せなかったわたし。


わたしの問題はリスニングとスピーキングで、中国留学していたとき、英語で話していたグループの友達に、わたしが会話を一切理解できてないことに驚かれたくらいでした。


英語の成績は良い方だったので、難しい単語や文法などはわかっていたのですが、文字で見て覚えていたので、それが実際の発音に繋がらず、なにがなんだかわからない状態だったのだと思います。


ジェームズと付き合いだしてから、自動的に英語が話せるようになったわけではなく、付き合ってから2年くらいは中国語のみで会話をしていました。


ジェームズの周りが中国人も含め、ほとんど英語が話せる人達ばっかりだったため、このことで英語話せないコンプレックスが深刻化します。


中国の高校で日本語を教えていたときは、1日に平均2コマしか授業がなく暇を持て余していたので、暇な時間をすべて英語の勉強に投入していました。

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一日、6時間くらいの勉強時間を1年間ほど続けていたので、かなりの時間を費やしていたと思うのですが、
今思うと、書いたり覚えたりする作業は英語を話せるようになるという目的においては、ほとんど無駄だったと思います。


英語は日本語と違って単語の書き方が、読み方に直結していないため、英語の音を覚えて単語に結びつけることが大切だったなと今ではわかるのですが、はじめはそのことに気がつかず、かなりの時間を浪費してしまいました。


今振り返ると、わたしにとって、英語が話せるようになったことに一番役立ったことは、ネイティブじゃない人と英語で話すことでした。


ネイティブの人は発音が良すぎることで何を言っているのかわからないという問題があります。


中国の友達と買い物の話をしていて、ジェームズがH&Mと言った時に、こんなにシンプルな単語なのに、その場にいた全員が何のことを言っているのか理解できず、あのデパートの1階にあるお店だよ〜とヒントが出たところでやっと理解することができたということがありました。


アメリカ人は&をアンドではなく、ンと省略するので、エイチアンドエムがエイチンエムになり、そんなことは学校で勉強したことがなかったため、ちんぷんかんぷんだったのでした。


わたしの目的は自分が話せるようになることだったので、そんな奇想天外な発音を出してくるネイティブ相手だとハードルが高すぎました。


そこで、ジェームズ相手に英語の勉強をすることを諦めたわたしは、オンライン英会話というフィリピン人の先生と英語の勉強をするというものに手を出しました。


オンライン英会話のベネフィットは、
自分の発音や文法に自信がなくても、英語を話す勇気がでること、
聞き取れなかった単語をタイピングしてくれるため、文字と音が頭の中で繋がることでした。


比較的若い女の先生も多かったため、先生のボーイフレンドの話をしたり、ガールズトークに花が咲いて、話が続きやすかったのも良かったです。


デメリットは毎日授業を受けなければいけないシステムだったので、忙しい人達には向いていないかもしれません。


オンライン英会話を3ヶ月毎日やったことで、話すことに関してはある程度の自信がついたわたしは、発音をなおすために、色々な本を読み漁りました。


そこで気がついたのは、今まで自分が学校で勉強してきた発音と全然、違うということ。


中学や高校の時の英語の先生は必ずしも留学経験があるような人達ではなかったため、発音に関してはまったく違うことを教わってきたんだなと思いました。


もし、正しい発音で単語を覚えられていたら、こんなに遠回りをしてようやく英会話ができるようになることにはなってなかったでしょう。


今はユーチューブに発音を教えてくれる動画があるので、それで少しずつ勉強しているのですが、今でもわたしの言っていることが通じないということは多々あります。


発音をチェックするエルサというアプリでも時々、チェックをしています。

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いまだにyouという単純な単語の発音が間違っているという惨状。

別にユーでも伝わるのですが、yの音は日本語にはないので、意識してなおそうとしないと、治らないでしょう。

 

まだまだ、英語と格闘する日々は続きます。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。