トラブルに巻き込まれるinハワイ
毎度お馴染みですが、私たちが働くカオスなショッピングモールで、トラブルに巻き込まれた話しをしたいと思います。
このショッピングモールで働いている人に変な人しかいないということは分かりきっているのですが、まさか自分たちが巻き込まれることになるとは…
先日、コロナの影響で閉店していたショッピングモールが再オープンすることになり、私たちのお店も再び営業を再開することができるようになりました。
前から大きなスペースに移りたいとオーナーと話し合いをしていて、ちょうどいいスペースが空いたので、そちらに移っても良いということになったのですが、そのスペースには仕切りがあったため、専門の人に仕切りを取ってもらう必要がありました。
↓左側の仕切りを取り除いた後の状態
オーナーに確認したところ、ショッピングモールが雇っている大工さんだったら1時間25ドルの作業分で取り除けるから、大体2時間くらいで50ドルくらいで仕切りを取ることができるとのこと。
それならということで、お願いしたはずなのですが、作業が終わってからその大工さんが8時間かかったと言ってきて200ドルを要求。
ケチなジェームズがすんなりと元の4倍の請求金額を払うはずもなく、オーナーに掛け合ったところ、70ドルでいいよとのことで、オーナーに直接70ドルを払いました。
一件落着と思い胸を撫で下ろしていたところに、大工さんが激怒して200ドルを払えと再度、要求。
そこで、ジェームズと大工さんが口論になり、払う払わないの押し問答に。
大工の仕事を見ていた近所の店舗の人に聞いたところによると、友達を連れてお酒を飲みながらのんびり作業していたとのこと。
お前がのんびり作業してたから時間かかったんやろ〜!水増しするなボケ〜と心の底から叫びたかったです。
オーナーもオーナーで、なんでこんなやつ雇っているのか、そしてトラブルにならないように話をつけてくれないのか。
こんなこと日本ではまず起こらなそうですが、ここはハワイ。なんでもありの自由の国です。
結局、200ドルは払うことなく、のちに大工さんが謝罪に来たのですが、後から謝りに来るなら元から喧嘩をふっかけてくるなと言いたいです。
この一件でわたしとジェームズのストレスレベルはマックスに達して、無駄にイライラしてしまいました。
しかし、苦難もあれば良いこともあり、場所を変えてお店の大きさを3倍に拡大したことで、今週の売り上げは約3倍に。
私たちが受けたストレスも無駄ではなかったようです。
入口も今までは3メートルしかなかったのが、移動後に入口のサイズが約4倍に拡大したため、お客さんも気軽に入りやすくなったのかもしれません。
↓L字型のスペースで解放的になりました。
相変わらず旅行客はゼロですが、地元の人で賑わいつつあります。
次はどんなトラブルに巻き込まれることやら…ここにとどまっている限り、私たちに平凡な日常が訪れることはないでしょう。