落ち着いてきた日常とアメリカで初歯医者

アメリカでは夏休み期間が終わり、ようやく落ち着きを取り戻しつつあり、わたしもストレスから解放されてブログ記事を書く余裕が生まれつつあります。

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↑歯医者が終わった後にワイキキでダラダラしたときの写真

 

振り返ってみると2月にアラモアナ店をオープンしてから、毎日かなりのストレスを感じて、毎日深夜3時くらいに目が覚めて1時間くらい眠れない状態に。
(それでも1日8時間くらいは寝ていたので寝不足にはなりませんでした。)


ただ、寝ても覚めても、どうしたらお店がより良くなるか永遠に考えている状態で、頭が休まっていないのを感じていました。


最近になってようやく、アルバイトの子が5人揃い、常にお店に居なくてもよくなり、お店との距離ができたことで、精神的にもお店のことを考えずにすむようになりました。


ここ半年は本当に大変だったけれど、お店のルーティンも確立されてきて、今では安心してアルバイトの子たちにお任せしています。


現在はほぼフルタイムで入ってくれているアルバイトの女の子に朝10時からの開店作業を任せて、私は朝はゴロゴロしながらその子が休憩が必要になる2時くらいにお店に到着。


2時からお店が閉まる7時までの5時間のあいだ、店番兼、仕入れ作業をアルバイトの子とやっています。


そしてお店が一番忙しい土曜日は2人のアルバイトの子たちにおまかせして、一日中家でダラダラしています。


心配なのはアラモアナをオープンする前にはじめた、1店舗目の店番を毎日やっているジェームズが休暇が欲しいと言っているのですが、1店舗目は基本的に超暇なため、ほぼ休暇と同じようなものでしょうと無理矢理、店番を続けさせていることです。


この1店舗目はショッピングモール自体が閉鎖されるという噂が流れており、来年の6月には閉鎖されてアパートが建設されるといわれております。


そのため、ジェームズがきついのもあと10ヶ月だと言い聞かせて、なんとか週7日56時間、働いてもらっています。

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↑歯医者が終わった直後にパンケーキをテイクアウトして公園で食べました。

 


また、最近の出来事といえば、虫歯ができて初めてアメリカで歯医者に行くことになりました。


かつて、虫歯のせいで日本に一時帰国したことまであるのですが、このたびのコロナ禍で帰国して2週間の隔離をするのも無理なため、ついにアメリカの歯医者で治療をすることになりました。


わたしは熱いものは喉元をすぎれば忘れるの精神で生きているため、いくら虫歯になっても治療が終わった瞬間、甘いものを食べていました。


そのせいか、1ヶ月前くらいに、我慢できないくらいの虫歯ができてしまい、毎晩2時間ぐらい激痛と戦いながら、さすがに限界を超えて歯医者に駆け込むことになりました。


アメリカの歯医者がどれだけ高いかもともと知っていたのですが、今回も初めに行った歯医者の見積もりで3000ドルと言われ、2件目に別の歯医者で見積もりを出してもらったところ、見積もりが2000ドルとのこと。
ジェームズが見積もりを出してくれた人に、もっと安くならないか交渉したところ、先払いすると1700ドルまで値下げできるとのことで、人生で初めて1本の虫歯の治療に17万円も支払うことを決意しました。


なぜアメリカの病院がこんなに高いのか。
保険うんぬんのまえに、日本の歯医者は保険がなくても虫歯の治療に10万円以上はかかりませんよね。


わたしの予想ですがアメリカの病院は病人の足元をみて、どんなに値段が高くても払わざるを得ないから、値段を釣り上げてるんだろうなと思います。


1回目の治療では、さすが17万もかかっただけあり、丁寧に2回もx線で画像を撮って経過をみながら治療をしてくれ、治療中の2時間、口を開きっぱなしにするのはしんどかったですが、すでに痛みはなくなり、次にもう一度行って被せ物をしたら終わりとのこと。


日本で行っていた歯医者だと歯の根本治療は計5-6回くらい行ってやっと終わっていたので、今回、2回の通院で済んだのは楽は楽なのですが、日本でやったら保険がなくても1万円以下で治ったんだろうなと思うと心が痛くてなりません。


しかし、喉元を過ぎれば熱さ忘れるでお馴染みのわたしにとっては、きっと今回17万円を失った痛みもすぐに忘れて、甘いものを食べる生活に戻り、間違いなく次の虫歯ができることでしょう。


来年にはコロナも落ち着いて、日本に一時帰国できることを祈り、毎日、のんびりとやっていこうと思います。